【セラピスト原点】~店長Kの独り言~

とても大きなお身体の男性のお客様でした。
「本当に助かります。。」 ポツリとお礼くださる
お姿を見送り、昔を思い出しました。

20年以上前に勤務した百貨店内サロンでは
「女性の担当者に変えてください」と
言われたことは1度や2度ではありません。

痛い魚の目を取り除きたい、
辛い巻き爪を和らげたい、その一心なのに。

もちろん、ほとんどの理由が「恥ずかしいから」
だったのでしょう。
若い私は思い至りませんでした。

【女性セラピストよりも女性に信頼してもらえるようになる】

それが私の、ちょっと歪んだセラピスト原点
かもしれません。

だから、男性のお客様にご指名いただくのは
肩の力が抜け、ほっとするのです。