肥厚爪の悩みからスタート、
剥離部分を除去し「はだか育爪」や
「人工爪サポート」もしてきたが
一定部分でやはり剥離が。
因子はいくつか考えられる。
・伸びる過程で障害物が大きい(ゆびさきおでこ)
・遠位部爪床の不活性
・フットウェアの圧迫
・不規則なケア間隔 などなど
”ある程度伸びてから爪甲剥離が始まる”
という点から、ゆびさき隆起を乗り越える
タイミングで爪床への負担が増え
剥離が起こる、、というメカニズムが最も
有力だと考える。
これに対し人工爪で隆起を抑えようとすると
爪床のケラチン塊が増えモロモロ爪に
逆戻り。(もちろん季節要因の可能性もあり)
ということで
①つっかえるまでは「はだか育爪」
②趾先隆起に差しかかったら人工爪サポート
がこの爪にはベスト と考えるが、
この②のタイミング見極めと
そこまでのホームケアサポート、
そしてサロンケア来店周期、
靴のフィッティング見直し、
が(基本ではあるが)大切。
望み通りの結果が出ない理由は
複合的で説明が難しい。
1つ1つ検証していくのは(サロンケアとして)
有り得ないし、どうしてもユニットとして
パターンでの○×説明、そして△を考えつつ
新たな方針の説明となってしまいがち。
それでも説明に合意してくださり
根気強く、お金もかかるのにケアに
お付き合いくださるお客様には
本当に感謝しかない。
医療の進歩のように、といっては
大げさでおこがましいかもしれないが、
こういったお客様ひとりひとりの臨床が
次のお客様へのメソッド確立に
大きな貢献をもたらしてくれる。
心より感謝しつつ、よりよいケア
より満足いただけるケア、
お客様の心に寄り添えるケアを
目指し、信頼を勝ち取りたいと思う。






