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【爪の湾曲と肥厚】~ケア手順と情報キャッチの話~

脊柱管を患い、歩行に癖ができての
爪の部分的な湾曲と肥厚、爪溝鶏眼ケース。

3度目となる手術後も、歩行補助器から
杖に移行するもゆっくり引きずるような
歩行が限度、靴・靴下の脱着は
お手伝い必須。

↑これ、普通にスルーしがちだが、
あとあと大切になる注意ポイントでもある。

ツルツル光沢の見える爪は
フットウェア内での摩擦の強さを
感じ取れると同時に、肥厚した爪の
癒着も激しく、ストレスポイントまで
ニッパーが入らない。必然、こまめに
フットケアローションで軟化を繰り返し
ポケットを確保する、という先回りの
下準備を「ピン!」と思いつく引き出しが
術者に求められる。デビューしたての生徒様にはぜひ
知っておいていただきたい点。

歩行の安定(時間の経過)と
内側爪端のケアの成果か、湾曲していた
爪甲が戻り始めた。

ここでさらに良くしていくための
「ホームケア」としての【保湿】と
【ブラッシング】をお願いしたいところだが
思い出してほしい。

”腰の手術を受けた”のだ。

某ファストフードにて注文時、
最初に「持ち帰りで」から初め
「OOを」と言い終えた後、

「店内でお召し上がりですか?」

と聞き返されることがある。
口と脳がマニュアルの流れのトレースに
引っかかってしまうのだろう。

賢明なるスクールご卒業生さんなら
「ホームケアがんばってくださいね」
などと決して言わないだろうが、
校長・店長でありながら私は
この呪縛にひっかかりそうになった。
というか、言いかけて「手術したんですもんね、、」
とお詫びした。

習慣とは怖いものである。
というか、こういう時の私は}
施術に集中できていない。目の前のお客様に
集中できていないのだ。

施術とは、常にお客様との真剣勝負。
技術は当たり前だが、お客様の発する
或いは隠れる情報をきちんとキャッチする、
引き出す、ことはセラピストの必須条件。
基本はすべてに通ずる。
お客様の信用を得たければ全力集中し、
一日終わればぐったりのはず。

「余裕」とは聞こえがいいが
私の場合、自分の集中度を疑うことも
大切だと思っている。

と、話はそれまくったが
腰が快方に向かうとともに
爪も健康的に推移することは
間違いないであろう。
今後も「施術をじーっと見ていたい」E様と
会話を楽しみながら末永く足のサポートを
させていただきたいと願う。