メーカー勤務をしながらフットケアで副業 ～ダブルワークを実践～

消費財メーカーでフルタイムで働いています。昨年まで化粧品の商品開発に約20年携わり、今は経営サポートの仕事をしています。その傍ら、フットケアサロンで施術させて頂いています。

中学生の頃から外反母趾に悩まされ、会社員になってからも、ヒールを履いて走り回る仕事をしたことがあり、どんどん進行して痛みもあり、とても悩んでいました。そんな時テーピングでケアをしてくれるサロンをみつけたのですが、とても高額でいろいろ探していたところ、フットケアが学べる学校があると知り、自分でできるようになってみたい、どうケアしたら良くなるのか知りたい、と思ったのがきっかけです。

いくつかのスクールに資料請求をして検討しました。卒業後のフォロー制度がしっかりしていると思ったことと、見学に行き、中村先生からフットケア、特に、爪切りの重要性を伺い、可能性を感じました。
化粧品の商品開発をしていたため、フットケアを学ぶ前に、エステティシャンの資格も取得していたこともあり、美容目的の一環として、フットケアを考えていましたが、フットケアはQOLを上げる重要な役割を担っていると感じました。

４日間連続の講義でしたので、国内外の出張もあったりと、スケジュールの調整が難しかったです。勤め先の会議日程とバッティングしていないか、今年はどの講座が受けられるのか、スケジュールを何度も確認しながらベーシックからプロフェッショナルまで約4年かけて受講しました。

一定の条件はありますが、副業が可能になりました。
フットケアを副業にしたのは、自分と同じように足に悩みがある方のお手伝いができたらと思ったからです。
それと、なんと言っても私のようなフルタイムで仕事を持っている人を受け入れてくれるサロンがあったこと。それが大きいと思います。フルタイムで仕事を続けながら、習った技術を維持向上できるような場を与えて
頂けたことが大きいと思います。

尊敬する上司が、ご夫婦で沖縄に移住し退職していきました。移住前から資格を取ったり、現地での人脈作りなど、長い時間をかけて準備していたことを知り、将来のことを考え、準備が必要なのだと思うようになりました。

私自身の足の状態を良くしたかったのもあり、卒業後に、講師経営のサロンに通っていました。習ったことを今後どのように活かしていきたいのか聞かれた時、働きながら休みの日に勤めさせてもらえる場があったら仕事をしてみたいと思っている、と話していたところ、その想いをお手伝いさせてくださいと言ってくださり、サロンでのインターンを経て、技術デビューとなりました。

月に数回しかシフトに入れないため、経験値を増やすことが難しく、技術の蓄積とレベルアップに苦労しました。シフトに入っているスタッフは連続的に施術ができる上、空いている時間にスタッフ同士で弱い部分をトレーニングし合うことが可能ですが、私にはそれがなかなかできないため、自分に足りないと思う技術はスクールの実習モデルを積極的受けリマインドしたり、サロンのシフト後や、フルタイムの仕事の後、サロンの営業時間外にトレーニングを受けたり、経験を積みたい技術のキャンペーンコースを提案し、経験を積ませてもらったりといろいろなことを試しました。その都度私の希望を受け入れてくださったオーナーには感謝しかありません。オーナーにとっても、シフトが少ないスタッフをどのように指導していくかは、とてもチャレンジングなことだったと思います。その時の課題を明確にし、限られた時間でどのようなことができるのかをお互いに出し合い、ここまで続けて来られました。

アットホームなお店ですが、スタッフみんなが、足からお客様の快適な毎日をお手伝いしたい、という想いで作り上げているお店です。
そのため、月に１回の勉強会で情報共有や技術練習などをし、みんなで切磋琢磨しています。

月に2回程度です。

スポーツをされている学生さんから、ご年配の方まで幅広く、病院から紹介されてご来店されるお客様もいらっしゃいます。

わ～楽になりました！こんなにキレイになってビックリしました！など、反応が直接伺えるところにとてもやりがいを感じます。
ご高齢の方が、魚の目が痛くて日課だったウォーキングも出来なくなってしまった、と杖をついてご来店されました。施術後、足踏みをして見せ、こんなに楽になったと喜んでお帰りになりました。こういうお姿をみると、快適に過ごせるお手伝いができて本当に良かったと思います。

とにかく無理をしないことを心掛けています。どうしても頑張りすぎてしまい、120％くらいでなんでもやりがちな性格なので、最近は少しブレーキをかけるようにしています(笑) 

特別なことはしていないです。海外ドラマ観たりしてのんびりしていることが多いです。