トラック型移動サロン開業 ~現在は店舗型も併せて運営~

村田 愛美さんにお話をお聞きしました!
マシマロBUBU オーナー)

スクール事務局

前職はどのようなお仕事でしたか

愛美さん

公立学校の養護教諭(保健室の先生)を7年間していました。小中高すべての校種に関わりましたが、それぞれに必要とされる要素が違っていて思い出深いお仕事でした。
養護教諭の仕事は「医療従事者ではないけれど、体をみて考察し、適切な処置をすること」また「医療が必要かどうかを判断し適切に橋渡しすること」そして「改善に向けて日常的にどのようなことができるのかをガイドすること」が大事なポイントでした。
これは現在のフットケアセラピストにも共通していると感じています。

スクール事務局

フットケアを学ぼうと思ったきっかけは

愛美さん

昔から足のむくみと浮指に悩んでいました。どうにかしたくて自己流であれこれ試していましたがあまり納得のいく効果はありませんでした。そんなときフットケアのことを知り、歩き方、履く靴の見直し、爪の切り方などが起因していることを知った時の衝撃は大きく、フットケアの奥の深さに感動したのが学びたいと思ったきっかけです。

スクール事務局

当スクールを選んだ理由は

愛美さん

直感、ビビビです!
また、私が通った横浜校はスクール直結の店舗であったのでインターン制度や働ける機会も設けられていたことも私にとってはとても嬉しい環境でした。

スクール事務局

フットケアをお仕事にしようと思った理由は

愛美さん

学ぼうと思った時には仕事にしたいと自然に思っていました。自分が興味のあることには一生懸命になれるし、大変なことがあったとしても苦痛にならないと思っていたからです。
また、日本ではまだフットケアの認知がなかなか広がっていないと聞いて、体にとっても世の中にとってもこんなに大切で必要なお仕事をもっと多くの人に知ってもらいたいと思い、フットケアのお仕事に携わる一員に自分もなれたらなんて素敵だろうと思いました。

スクール事務局

横浜校併設の爪切り屋足楽白楽店ではどんな経験をされましたか

愛美さん

白楽店は、街の雰囲気もお店の雰囲気もとてもアットホームで大好きなお店です。様々な経歴を持つ経験豊富な先輩方に囲まれ、右も左もわからない1年目の時から、山本店長や先輩方が自然に見せる接客態度やカウンセリングトークがとても勉強になりました。また、講義担当の校長先生がお店の店長という絶大な安心感もありました。
お店は1~2か月先までお客様のご予約でいっぱい、電話も鳴りやまない日もあるほど忙しく、たくさんのお客様に触れる機会を頂けました。サロン業務とケア技術の両方でとても鍛えられたと思います!
白楽店での経験が無ければ間違いなく今の自分はいないし、白楽店で修行できたことを誇りに思っています。

スクール事務局

マシマロBUBU様はどんなお店ですか

愛美さん

トラック型の移動サロンが1号店で、現在は店舗型の2号店との2つで稼働しています。
トラック型の移動サロンは、約10年くらい前から妄想しはじめ、少しずつ構想を練り始めていました。具体的に実行に移すきっかけになったのはコロナ渦においてお客様が外出を控えるようになったときです。今このタイミングにお店ごと動けたら喜んでもらえるかも、というわくわくを原動力にお店を創り上げていきました。
「フットケアの技術やお店のクオリティはそのままに、トラックにいることを忘れるくらいの居心地の良さ」をコンセプトにしています。

スクール事務局

開業された時期は愛美さんのライフスタイルにおいてどんなタイミングでしたか

愛美さん

子どもも高校生になりある程度手がかからなくなっていたので、開業の業務にある程度時間をかけることができました。

スクール事務局

どんなお客様がいらっしゃいますか

愛美さん

女性のお客様6割、男性のお客様4割くらいの体感です。お客様の年齢層は小学生~90代まで幅広く、中でも40代~50代の方が一番多いと思います。
移動サロンは、単発イベントへの出店だと2回目のケアまで関われないことが多いのであまり行わず、施設や一般の住宅へ伺うことが主になっています。近所の方を集めて楽しみに待っていてくださり2回目以降も経過を追っていけるので継続的にご利用いただいています。
店舗型は2年目になり、地元の方のご来店も増えて嬉しく思っています。

スクール事務局

やりがいや楽しいと感じることはどんなことですか

愛美さん

足を人に見せることは、人によってはとても抵抗感のあることだと思うので、お店にいる間はなにより安心していただきたいと常々思いながら施術に励んでいます。ご来店時は不安そうなお客様が笑顔でお帰りになるときが、一番嬉しくやりがいを感じる瞬間です。

スクール事務局

毎回真剣勝負と思いますが、これまでのサロンケアで印象に残っているエピソードがあれば教えてください

愛美さん

10趾すべてが巻き爪で、全てにスパンゲを装着したいとのご希望でご来店されたお客様が印象に残っています。
施術時間もかなり長くなりますし、身体的にも金銭的にもご負担が大きいのではと思い、その後のお話で両拇趾とその他の4本に絞ってスパンゲ装着したケースがあります。集中していい汗かきました。

スクール事務局

普段の生活の中で気を付けていることがありますか

愛美さん

仕事中はMARUGOさんの地下足袋を履いているのですが、すごく気にいって最近は私服でも履いています。長く歩く予定の日は足袋で出かけると疲れにくいし本当に調子が良いです。

スクール事務局

お休みの日はどんなことをされていますか

愛美さん

自然の中に身を置くのが大好きなのでだいたいハイキングか山に登るか温泉に浸かっています。冬限定ですが、スノーボードが唯一の趣味です。