子育て後のセカンドキャリア ~五十の手習い~

西田 智江さんにお話をお聞きしました!
爪切り屋 足楽 日本橋三越前店 店長)

スクール事務局

前職はどのようなお仕事でしたか

智江さん

整形外科のリハビリ科で看護助手をしてました。

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フットケアを学ぼうと思ったきっかけは

智江さん

整形外科の看護助手を辞めた頃、学院長よりフットケアを受けてみない?と誘っていただいたのがきっかけです。

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未経験からの転職ですがフットケアの仕事を志望した理由は

智江さん

初めてフットケアを受けた時の衝撃に、これだ!と思いました。私自身が幼少期より悩んでいた巻き爪、発育不良の爪、O脚。これらの原因と解消する為の提案に目からウロコ状態でした。

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その時期は智江店長の人生においてどんなタイミングでしたか

智江さん

私の中で、50歳になったら0歳に戻って、人生の再スタートをするという思いがずっとありました。看護助手は3年ほどしてたのですが、勉強になる一方で資格のない私には積極的に患者さんに働きかけることが出来ない立場で、非常にもどかしく思っていました。
人生100年と言われる時代に、QOL(生活の質Quality of life)を高める為に出来ることはなにかを探している最中でした。
これだ!と思った瞬間から、受講は始まっていたような気がします。家族に協力をお願いし、受講中は専念させてもらいました。大変でしたが、まさに五十の手習い、何も遅いことはない、とても楽しかった時間でした。

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スクールでの受講後どんなプロセスを経てサロンでの技術デビューに至りましたか

智江さん

受講中からサロンで働きたいと希望するようになり、受講していたのが日本橋三越前店内のスクールで、受講後すぐにインターンに入らせてもらいました。インターン中は目と耳が10個欲しいくらい(笑)貪欲にスタッフの動きを見てました。疑問に思ったことは営業終了後に、店長に質問し、友人にモデルをお願いして期間中何度もトレーニングさせてもらいました。
その間、どこの店舗で働きたいかを含め、事務局と学院長には親身に相談にのってもらい、日本橋三越前店での勤務を希望しました。私の場合は、週3回約3ヶ月の間にトレーニングとテストを経て採用されました。

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智江さんが店長を務める爪切り屋足楽日本橋三越前店はどんなお店ですか

智江さん

多い時は6席稼働出来る広い店舗です。大きな窓からの採光で明るく、ゆったりお過ごしいただけます。スタッフは全員向上心があり、技術・接客共に熱心に務めています。

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入店して何年になりますか

智江さん

5年目です

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やりがいを感じることはどんなことですか

智江さん

やはりお客様のお悩みが解消された時ですね。「足楽に通い始めてから痛みが無くなった」「足裏が綺麗になった」「歩き方や姿勢が良くなってきた」などと言っていただけると、これからも頑張ろうと思えます。

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ここはJPポドロジーサロンの強み!と誇れることがあればお願いします

智江さん

フットケアも常に新しい技術が生まれています。私がスクールに通っていた頃にはなかったケア方法や知識も増えています。基本を大切にしつつ、新たな情報と技術がJPポドロジーからは発信されるので、サロンは常に進化しています。
そしてJPポドロジーではお客様との二人三脚をコンセプトにしています。こちらが一方的にケアするのではなく、お客様自身が普段の生活で出来ることもご提案し、一緒にお悩み解消を目指しています。
常に進化し、お客様に寄り添ったホスピタリティ溢れるサロンです!

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毎回真剣勝負と思いますが、これまでのサロンケアで印象に残っているエピソードがあれば教えてください

智江さん

サロン勤務を始めてすぐ、ある女性が初めてご来店され私が担当しました。女性は「余命宣告されているが心残りなく過ごしている。けれど、ひとつだけ困っていることがある」と。それが肥厚し黒く変色した親指の爪でした。自分がその時を迎えた時、この爪を見られるのが嫌なのでどうにかならないかとの事でした。
デビューしたての私には出来るケアが限られていた為、学院長・店長に相談の上、次回からのケアをご提案し出来うることをさせていただきました。お客様と二人三脚で頑張っていこうとなった矢先、新型コロナウイルスが蔓延しご来店がかなわなくなってしまいました。お客様の心残りの解消のお手伝いが出来なかったことが、今でも私の悔いになっています。その思いが、仕事をする上での私の芯になっています。

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普段の生活の中で気を付けていることがありますか

智江さん

やはり健康です。特に感染症には気をつけています。
足のトラブルはかなり改善されてきましたが、スタッフ間のトレーニングに最適なので(笑)その辺の加減を考えて生活しています。
足のトラブルには理由があることを知っているので、出来ることですね。